・石田 崇志 (40歳)

略歴】

1975年 秋田県出身

1996年 仙台歯科技工士専門学校卒業

同    年 清藤歯科医院 勤務

2000年 株式会社 FKデンタル 入社

2003年 松枝歯科医院 勤務

2006年 Okawa Zahntechnik

                 meister school Hamburg 入校

2007年 Dental labor YOSHINO 開業

 

趣味

・釣り ・登山


【タイトル】

「総義歯における平均値+α」

 

 【抄録】

 咬合再構成を伴う補綴において、歯科技工士が診療計画に携わる際には、

解剖学を基準とした生体の平均値を基に数値化した値を模型へと当て込み、理想的かつ現実的な診断用Wax upから診療計画の第一歩が始まり、総義歯補綴においても、解剖学的平均値を基にバイトを設定し製作へと入っていくのであります。

 しかし、臨床においてはもちろん平均値に当てはめても修正の必要がなケースも出てくるというのが、臨床の現実である。

 そこで、今回は平均値を参考にしながらも患者さんの口腔内に試適をして修正確認をし、患者、歯科医師、衛生士、技工士が話し合い、お互いの考え,意見を述べながら患者さんに合わせた総義歯を製作したケースを紹介させていただきます。


・今村みちる(27歳)

略歴】

1989年 東京出身

2009年 東京医科歯科大学歯学部附属

                歯科技工士学校 卒業

同  年  Reality Dental Laboratory 勤務

2012年  イノマタデンタルクリニック 勤務

2014年  MALO CLINIC TOKYO 勤務

 

【趣味

・飛行機鑑賞・旅行・食べる事

 


【タイトル】

「インプラント周囲炎を回避する為の補綴側アプローチ」

 

 【抄録】

 インプラント治療の長期安定において、インプラント周囲炎のコントロールは重要な事項のひとつと言えます。

 診査診断からメンテナンスまでのインプラント治療の流れのなかで、今回はICT(炎症性細胞集積)に着目しました。

 辺縁骨の吸収を防ぐための補綴側からのアプローチとして、術後早期におけるアバットメントの着脱回数をより少なくなるよう工夫した補綴治療の流れを、いくつかのケースを通じて発表します。

 


・打越 秀樹(41歳)

略歴】

1975年 岩手県出身

1994年  東北歯科技工専門学校卒業

同  年  (有) 第一メディカル入社

1996年  打越歯科医院入社

1998年  なつた歯科医院入社

2004年  朴沢デンタルラボ入社

2006年  打越デンタル・ラボ開設

2013年  Ivoclar Vivadentインストラクター

趣味

・釣り・スキー



【タイトル】

「IPS e.max Press ingot selection」

 

 【抄録】

 高い強度、審美性を兼ね備えたニケイ酸リチウムガラスセラミックスのIPS e.max Press ingotにも様々な色相、彩度、明度が数多くあります。今回は400MPaの曲げ強度、製作時間の短縮化、そして経験の少ない若手技工士でも色調表現が容易にできるステイン法、カットバック法に焦点を絞って説明いたします。

 光透過性を持ったオールセラミックス修復物において支台歯色、セメント色の及ぼす影響は良くも悪くも大きく、それらの色調表現で最も重要な事はingotの明度選択と、私は考えています。

 この色相、彩度、明度というところからingotの特性、発色の観点に注目し、どのようにingot-selectionしているかを話します。


・遠藤 慧光 (29歳)

略歴】

2007年 愛歯技工専門学校卒業

同  年(株)ラボマックス入社

2009年 大阪セラミックトレーニング

    センター全日コース卒業

同  年(有)KNデンタルラボラトリー入社

2012年(有)Kou dental Laboratory開業

2013年 湯浅セミナー(第1期)

 

趣味】

・釣り・酒


【タイトル】

インターナルステインと疑似試適を用いたemax症例」

 

 【抄録】


・及川 直人(36歳)

略歴】

1979年 岩手県出身

2002年 東北歯科技工専門学校卒業

同    年 有限会社テクノ・キャスト入社勤務

2010年 有限会社メークデント入社

2013年 denture laboratory re:forte開設

       現在に至る

【趣味】

・スポーツ・アウトドア 

 


【タイトル】

「総義歯を製作する上でより多くの情報を求めて」

〜歯科医師と歯科技工士の連携〜

 

 【抄録】

 義歯臨床に励む中、様々な症例に対してどのように向き合い,どう対処していくかを日々感じ考えさせられる.そんな日常臨床から上下顎総義歯の症例を発表させていただきます.

 患者は5年間ほど現在の上下総義歯(旧義歯)を装着しており,特に粘膜面の緩みと咬耗が進んでいる状況から上下総義歯の新製作に至った.目標設定として咀嚼機能の回復は勿論のこと,当然のことではあるが優先させる項目として

1)印象採得による床辺縁の封鎖

2)垂直的・水平的な咬合高径の決定

3)排列

を挙げる.

本症例は大きな問題を抱えたcaseではなかったが、常に学ぶ事が多い総義歯臨床から、担当歯科医師と共通認識であるBPSのシステムを用いて作業工程を進め、改めて総義歯の奥深さなどを感じる機会となった症例であった。※BPS (Biofunctional Prosthetic System)

 結論として、上下顎の安定と咀嚼機能の回復は得られ,今現在(4ヶ月経過)まで良好な経過がみられる.しかしながら作業工程の中考えさせられた事もあり、それは

1)人工歯排列などについて.

2)調整などについて.

であった。本症例に対し歯科医師. 歯科技工士.間でどう考え,判断しすすめていったのか発表したいと思っている.

 


・尾形 清敏(36歳)

【略歴】

1979年 山形県出身

2000年 山形歯科専門学校 卒業

2000年 和田精密歯研株式会社 勤務

2007年 (有)オクヤマデンタルアート 勤務

2013年 日本顎咬合学会 認定歯科技工士 

2013年 Ivoclar Vivadent BPS

     認定歯科技工士

 

【趣味】

・読書

 


【タイトル】

「機能的な総義歯を目指して」

 

【抄録】

・はじめに

 総義歯を製作する上で様々な手法、理論があり、強いては咬合器や人工歯など道具、材料まで多数存在する。それに伴い、総義歯製作のシステムまで異なる。それは患者さんの欠損状態、機能障害が多種多様である結果だと言える。今回、私が行っている機能的な総義歯を製作出来るシステムをラボサイドワークを中心に報告したい。

・方法

 解剖学的指標により規格化した模型による顎堤診断と、ゴシックアーチによる顎関節の診査・診断および咬合採得を行った。人工歯排列はスキーゾーンに留意し、人工歯には臼と杵の咬合関係を与えた。

・結果

 規格模型による顎堤診断により顎堤の吸収度合い、仮想咬合平面を把握し、患者のアングルの分類を推測することができた。ゴシックアーチによる顎関節の診査・診断をすることで関節異常を発見でき、ロウ堤より精度の高いセントリックの決定を行うことが出来た。また人工歯排列に臼と杵の咬合関係を与えることで安定した咬合を得ることが出来た。

・考察

 機能的な総義歯とは患者の顔貌を回復し、口の中で安定し、よく噛めて、明確に話せることである。そのためにラボサイドでは顎堤を分析し、適切な位置に人工歯を排列させ、咬合による安定を義歯の機能として付与していくべきである。


・菅野 雅人 (37歳)

略歴】

1978年 秋田県出身

1999年 秋田県歯科医療専門学校 卒業

同  年 有限会社 秋田歯科技工 入社

2006年 医療法人 玉木歯科医院 入社

2012年 大阪セラミック

    トレーニングセンター 卒業

同  年 dental laboratory miyabi 開設

2014年 株式会社 miyabi 設立 

2015年 大阪SJCD

                 臨床テクニシャンコース 修了

 

【趣味】

・野球


【タイトル】

包括的補綴治療における咬合再構成の術式」

 

 【抄録】

 補綴治療を進めていく上で、歯科医師、歯科技工士がコミニュケーションを図り、治療ゴールのイメージを共有することは非常に重要である。そして、イメージを具現化し、補綴治療を成功に導かなければならない。

 そこで今回、基礎資料収集、問題点の抽出、診査診断、治療計画の立案、診断用ワックスアップ、治療介入という流れを順序立てし、このステップに沿ってケースを進めた。

 初期診断の段階で、咬合低下、CRバイトとICPに顎変位があり、早期接触が認められた。診査診断から本症例はバイトアップが必要なため、咬合再構成ケースと判断した。この顎変位を適正な位置にするために、各ステップごとにCRとICPのズレの確認を行った。今回はその過程を供覧したいと思う。


・木村真也(31歳)

略歴】

1984年 東京都出身 宮城県育ち

2004年 東北大学歯学部附属

     歯科技工士学校卒業

2005年 早稲田歯科技工

    トレーニングセンター卒業

同  年 株式会社ケイテックス勤務

2006年 山王デントサービス勤務

2011年 東北大学歯学部附属

      歯科技工士学校勤務

2015年 山王デントサービス勤務

 

【趣味

釣り

 


【タイトル】

「CAD/CAMを使用した新しいアプローチ」

 

 【抄録】

 現在、歯科用CAD/CAMは様々なメーカーから様々なシステムが発売され、歯科技工の中で広く使われてくるようになってきました。

 その中でCEREC inLabを使用して臨床に取り組むにあたり、新しい発見が数多くありました。

 そこで、CEREC inLabのシステムの1つ、スマイルデザインという機能を使って製作した臨床ケースをもとにCAD/CAMの有用性について考えていきたいと思います。


・佐々木順也(40歳)

【略歴】

1976年 秋田県出身

1996年 秋田県歯科技工士学校卒

1997年 ながさか歯科医院 勤務

2006年 歯科技工研究所サブラトリー開業 

 

【趣味】

・読書

 


【タイトル】

「来たるべき超高齢化に対応する総義歯技工」

 

 【抄録】

 秋田県は日本一の速さで高齢化が進んでいる地域である。そんな中での日常臨床で、80代、90代の患者をよく見るようになり、その患者の顎堤条件は著しく悪い状態が過半数である。その高齢の患者の中でも歯科医院に診療に来ることができるという患者は少なくない。

 地域包括ケアシステムという制度が本格的に始まり、高齢者の介護の現場は病院での療養ではなく、自宅や施設での介護にどんどん移ってきている。そういう状況の中で加藤武彦先生はこう言ったのである。「今まで医院に通ってくれた患者さんを来れなくなったからって見捨てるのか。こちらから診療させてもらいに行くべきだろう。」訪問歯科の現場には、顎堤条件が著しく悪いだけではなく、意思の疎通が難しい患者がが沢山いるのである。

 そのような条件下での患者に会い、口腔内を見て、その情報を義歯製作に反映させ、ドクターが調整しやすい義歯を製作したケースを発表する。


・白鳥 国敏 (36歳)

【略歴】

1980年 宮城県出身です。

2000年 仙台歯科技工士専門学校 卒業

2004年 ワールドラボ仙台センター

     ワールドラボ東京センター 勤務

同     年 青嶋ゼミ9期ベーシック卒業

2012年 台北 信美歯研 勤務

2014年 宮城県内 歯科医院 勤務

2015年 WORVELL 仙台 Dental Labolatory 設立

 

 

【趣味】

・米作り・海外ぶらり旅


【タイトル】

 E-maxインゴット選択失敗から学ぶ」

 

 【抄録】

 e-max pressの症例で隣在歯の色調に対して、色を合わせて仕上げていくことは、デジタル化が進んだ現在でも容易ではない。私自身2年前から始めたe-max pressの症例では沢山の失敗や、偶然色が合う等、多くの経験をしてきた。

 その経験から自分が考える事は、インゴットを選ぶ際に送られてきた口腔内写真に対して、感覚でインゴットを選択し、安易に製作を進めていくのではなく、インゴットの選択基準を整理して作り、技工を始めたばかりの人や誰が製作しても同じ品質で、安定した品質のe-maxを納品出来る仕組みを作りたいと常日頃臨床の中で私は考えてきた。

 そこで、インゴットを選ぶ際の歯冠部のどこを基準に決めるか等の基準表を制作し、臨床を通し1年間インゴットの選択基準を自分で試してみました。今回、インゴット選択を間違いによる口腔内で明度が低くなり失敗したcaseを紹介し、基準表に沿い制作し色が合うようになったcaseを

1)インゴットの選択。

2)カットバック法。

3)レイヤニング法。

を説明していきたいと思います。


・高野 康之 (37歳)

略歴】

1978年 北海道出身

1998年 東北歯科技工専門学校卒業

同  年 札幌デンタルラボラトリー勤務

2001年 Dental Palo Alto勤務

2007年 Dental adjust勤務

2011年 Luminous Dental Labo開設

 

趣味

サッカー


【タイトル】

 多数歯欠損症例へのアプローチ」

〜双方が許容できる妥協点を模索する〜

 

 

 【抄録】

 多数歯欠損症例における治療の選択肢は、osseointegrated implantの臨床応用などに伴い多様になり、患者の様々なニーズに対応できるようになった。

 しかし、実際の臨床においては様々な理由から理想的な治療を選択できず、治療プランの変更をせざるを得ないことが多々あることも事実である。

 今回発表する症例は患者、術者共に許容できるゴールを模索するうえで非常に苦慮した多数歯欠損症例である。その様な症例に対し歯科技工士として何を考え、どのように対応したのかを供覧したい。


・髙橋 秀幸(45歳)

略歴】

1970年 山形県出身

1991年 日本大学歯学部付属

     歯科技工専門学校 卒業

同  年 日本大学歯学部付属

     歯科技工専門学校 兼任講師

同  年 東京都 田中歯科医院勤務

2003年 T.GLASS 設立

 

【趣味】

トランペット


【タイトル】

「歯科技工士の、とある1日」

 

 【抄録】

 23時36分。市内中心部を走る国道も走る車は無く、コンビニと牛丼屋の明かりだけが気持ちをほっとさせてくれる。24時間営業というのは実にありがたい。夜中の自分の身も心も一手に引き受けてくれる。仕事が終わり車で自宅へ帰る途中、ほぼ100パーセントコンビニか牛丼屋に立ち寄る。毎日の習慣というか、癖というか、ごく自然にコンビニに吸い寄せられていく……  僕の名前は高橋信。34歳。職業は英語で言うと、「Dental Technician歯科技工士だ。いわゆる歯作り君である。歯科技工所に勤務している。良く噛める、生命力のある歯を目指しながら日々、人工の歯を作っている.僕もいつか開業して自分のラボを持ちたいとは思っている。でも社長を見ていると、とてもじゃないが今の自分ではまだまだ未熟な気がする。だから社長を尊敬するし、見習いたい。とりあえず一つでも吸収しようと、今は頑張っているという時なのである。  歯科技工士、高橋信の平凡でも楽しく、前向きに歯科技工と向かい合う、とある1日を綴った物語…… (この物語はフィクションであり、登場する団体、人物などの名称はすべて架空のものです)尚、作品中使用する技工物症例写真は、高橋秀幸製作の物になります。


・辻 秀憲 (31歳)

略歴】

1984年 北海道出身

2005年 旭川歯科学院専門学校卒業

2006年 マスタセラミストスクール

              5期ディコース卒業 

同    年  shu dental lab 勤務

2008年 Dent craft studio勤務

2011年 医療法人社団豊翔会

    千葉歯科クリニック勤務

【趣味】

アウトドア


【タイトル】

「技工士としての10年」 〜wors & motivation〜 

 

 【抄録】

 どのような仕事であっても、強い気持ちで、仕事へのモチベーションを高く保ち続ける事は容易な事では無いと私は思っている。歯科技工士として働き始め、丸10年を迎えた今、この僅かな期間においても紆余曲折、また仕事に対して気持ちが維持する時も有ったし、どうしても気持ちを維持できない時もあった。

 振り返ると、時に自分を叱咤激励し、強く心を討たれた多くの「言葉」に支えられてきたように思う。その一言一言が、次のステップへと背中を押してくれたり、自身のモチベーションの向上に深く関わってきたように思う。

 今回行うプレゼンテーションでは、これまでの技工人生で強く影響を受けた「言葉」と共に、自身のモチベーションが著しく低下している時に出会った症例を通して、院内技工士として、自分に何が出来るかを模索する過程で、這い上がる気付きを得ることができた前歯部補綴症例を供覧する。



・吉村知久(40歳)

1976年 岩手県出身
1996年 岩手歯科技工専門学校卒業

同  年 石川歯科医院入局

1997年 ムトウデンタルブレイン入社

2006年 志田和浩氏に師事

2010年 関錦二郎商店入社

2013年 湯浅セミナー1期修了

2015年 にしむら塾8期修了 

2015年 gratDEX開設

 

【趣味】


【タイトル】

わたしたちにできること」〜Look back on a variety of mistakes〜

 

 抄録】

 私たち歯科従事者が、日々の暮らしを安心して過ごすためには、常に安全で確実な歯科医療を提供していかなければならない。

 しかし、毎日の臨床技工の中で机上の理論は通らず、様々な苦労、失敗はつきものなのが臨床の現実である。

 そこで、自身の臨床の失敗症例を提示しながら、

・なぜ失敗したのか?

・いつ、どこで失敗したのか?

等を考慮し、その対処法を私なりに整理、分類したので供覧したい。