活動報告会

2017年3月9日

東京・新橋にありますSoftBank本社内において復興支援財団の活動報告会が行われました。

昨年までのチャリティ講演会活動で集められました基金がどのような使われ方がされているのか、毎年行われている報告会ではありますが仙台大会での収益金寄付後初めての報告会と言うこともあり、東京実行委員の全員と実行委員長の山本眞先生、大阪実行委員から河田登美男氏、仙台実行委員長・技六魂代表 袴田勝彦氏とともに参加させていただきました。

復興支援財団では震災に遭われた方々へ様々な支援活動を行っておられます。その中のまなべる基金の活動報告の中で支援者挨拶に山本委員長が選ばれ、一連の報告会のトリを努めるという大役を仰せつかりました。これも我々の活動が大きく評価された証と思います。

      以下当日の山本大会会長挨拶文を掲載させていただきます。

東日本大震災復興支援チャリティ講演会代表の山本です。

最近になって報道でも見聞きするようになってきましたが、この11日であの大震災から早6年になろうとしています。

私は大阪に住んでいますが、あのとき会社で仕事中に異様にゆっくりした揺れを感じ、巨大な地震が起きたと直感しました。私の田舎が和歌山県の新宮市という紀伊半島の南端近くで、南海トラフ大地震が近いということで、意識も高かったので、最初は南海トラフでとうとう起きたかと感じました。しかしTVでで真っ先に流れたのは三陸を襲ったあの大津波の映像でした。あの時のショックは今でも忘れることはできません。

 

それで、東北を支援しなければという強い思いで復興支援のチャリティ講演会をその年の5月に立ち上げました。私たちは歯科技工士の団体です。歯科技工士の中でも指導的な立場にある有名な方達に声かけし、講演会を開き、その収益を寄付しようということです。当然チャリティなので講師には講演料、交通費、宿泊費など、全ては自前でということでお願いしました。中にはヨーロッパやアメリカの講師もいましたが全員が快諾してくれました。結構大きな講演会ですので会場スタッフも大勢必要でしたが、その方達も全く同じ条件で協力していただきました。

 

震災の翌年の2012年に福岡、名古屋、大阪、東京で講演会と実習会を開催しました。震災5年後の節目になる昨年に被災地仙台でも講演会と実習会を開催しました。これら5つの会場全てで講師の総数43名、実行委員の総数約70名で、観客動員数は2553名となりました。その収益金は約5000万円になり、全てを復興支援財団へ寄付させて頂きました。

 

私たちは22年前の1995年に発生した阪神大震災の時も同じような活動を行いました。このときは私たちの先輩達が主導してくれて行ったのですが、収益の2500万円ほどの義援金を日本赤十字社へ寄付した経験があります。このとき寄付金がどこへどのように使われたかが何も分らず、何かすっきりしない気持ちが残った記憶があります。それで、私が代表として今回のチャリティ講演会を開催するに当たっては、寄付金がどこへどのように使われたかが明確に分るようにすることが自分の責任だと考えました。この復興支援財団を選んだのはそういう理由です。今日のような活動報告が毎年あり、しかも使途も明確に指定できるということからです。私たちは高校生対象の返却しなくて良い奨学金「まなべる基金」へと寄付させて頂きました。震災から復興するには現地の未来を支える若い人達を支援することが必要だと考えたからです。

 

阪神大震災でも復興したと感じるまでは10年掛かりました。東北は阪神よりも遙かに規模も範囲も大きくて、震災だけでなく津波の被害も甚大でしたから、復興には10年ではとても足りないと思っています。私たちが支援した高校生の人達は震災10年後には20歳代の後半になっていることと思います。その方達が中心になって東北の復興に尽力してくれることになれば、私たちは本望です。

 

日本は大地震の活動期に入っています。仙台でチャリティ講演を開催した前日に熊本・大分で大地震が起きました。南海トラフ大地震も今後30年以内に発生する確率は70%と言われており、いつ起きてもおかしくない状況です。災害が起きたときにお互いに助け合うという気持ち、仕組みが大切だと強く思っています。 

ご清聴ありがとうございました。

 

                                            山本 眞

 

 

 

代表理事 立石勝義 氏

復興支援財団では学べる基金の他にも様々な支援活動が行われています。それぞれの活動報告を会計状況を交え各活動毎に報告していただきました。震災後における心のケアの重要性を改めて感じる内容で、まだまだ支援の必要性を実感させられました。

当日参加メンバー

東京実行委員に加え、大阪から山本眞実行委員長と大阪実行委員の河田登美男さん、仙台から東北実行委員・技六魂代表の袴田勝彦さんも駆けつけていただけました。

親睦会

被災地の高校生による地産商品の販売と、被災地で収穫された物を使ったお料理を頂きながら様々な支援者、財団職員の方達と交流を持つことができました。